金寺院 特別拝観 (等伯の襖絵「猿猴捉月図」)

無鄰菴へ向かって歩いていたら、金寺院特別拝観の案内を見つけました。

特別拝観か~

入口の案内をよく見ると、等伯の襖絵「猿猴捉月図」だ!

金寺院 特別拝観 (等伯の襖絵「猿猴捉月図」)_d0043390_21361994.jpg


えぇ~~

ここにあったの?

知らなかったよ。

案内の時間が決まっているのでお庭を散策。

どんぐりがたくさん(*^-^*)


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誰もいません。ここは穴場中の穴場です。

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明智門、弁天池・・・東照宮もあります!

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どこを歩いても趣があります。流石です。

金寺院 特別拝観 (等伯の襖絵「猿猴捉月図」)_d0043390_21224165.jpg


さて靴を脱ぎ・・・等伯の襖絵「猿猴捉月図」に会えます♥

薄暗い部屋に入ると、目の前に等伯の襖絵「猿猴捉月図」が!

金寺院 特別拝観 (等伯の襖絵「猿猴捉月図」)_d0043390_21264577.jpg



ふわふわのテナガザルが池に浮かぶ月に手を伸ばしています。

あまりに近いので、思わず「これ本物ですか?」と聞いてしまった。

「みなさんによく聞かれます」と案内の女性の返事が返ってきました。

昔、美しい着物?でこの「猿猴捉月図」が描かれた帯を見たことがあり、心に残っていました。

細い枝につかまり、池に映る月に手を伸ばす猿の姿は、形のないものを得ようとする愚かさを表しています。


小堀遠州作、鶴亀の庭は全て常緑樹です。

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右が鶴で左が亀らしい。

南禅寺の手前にある金寺院です。
この通りは何十回も歩いていたのに知らなかった。

こんなに心静かに、そして心に迫る古刹があったとは!

金寺院(こんじいん)の特別拝観の案内を見つけたことは本当にラッキーでした。

案内を見て足を止める人はほとんどいなくて。。。。

私もその中の一人だったんだけど。

何となく引き返したのです。

無鄰菴に行く予定変更して行ってよかった。

まだまだ奥が深い京都です。




by tumugihime | 2019-12-10 22:34 | 関西(生活・美味しい・京都他) | Trackback | Comments(0)
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