菖蒲(あやめ)の品、杜若(かきつばた)の艶

目の眼(MenoMe)という古美術、工芸の月刊誌、6月号をいただきました。
特集は菖蒲の品、杜若の艶です。
菖蒲(杜若)好きの私です。さっそくページをパラパラ♪

すご~い!江戸時代から昭和初期までの菖蒲、杜若柄のお宝着物がどどぉ~っと(^^)
奈良薬師寺、東関東別院の「潮音寺」住職さんのコレクションです。

潮来市にある潮音寺、潮来は菖蒲の名所として知られており、そんな縁から寺でも菖蒲模様の着物や工芸品を所蔵していたそうです。

珍しい素晴らしい菖蒲の着物は見ごたえあります。
芭蕉布に菖蒲柄の面白いものもあります。これは沖縄で見つかったそうです。
沖縄で織った芭蕉布を京都で菖蒲柄に染めて、沖縄で着ていたようです
大正時代の贅沢な着物ですね。

菖蒲は山野に育つ多年草、初夏の花です。邪気を祓う効用があると古くから愛されてきました。
また武家社会になって「しょうぶ」という呼び名が「尚武」に通じるところや、剣のような葉の形が喜ばれ、さまざまなものの意匠に使われてきました。

*5月28日~6月25日まで茨城県潮来市「潮音寺」にて展覧会が開催されます。
  奈良薬師寺と勘違いしていた私、とても行けませんがお近くの方はぜひいかがでしょう。
  観賞料500円です。


暑かったですね~きょうは半袖Tシャツでも汗かきましたよ(><)

もう着る事がない単結城を眺めました。
墨色に渋い赤で飛び柄亀甲(上手く説明できません)
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帯をおいてみました。
アザミとアンティーク菖蒲柄です。菖蒲と思っていたけれど、杜若のような気がします???
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アンティーク着物本で蜻蛉と杜若と水辺の大正時代刺繍帯を見ましたので・・・
帯は神戸骨董やさんで5,6年前に購入。驚くほど安かったです。
今では多分考えられない値段ですが一度も締めた事がありません。眺めるだけです。
アンティーク着物を着る自信がないのです。
by tumugihime | 2007-05-23 23:56 | 着物 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from アンティーク着物? at 2007-06-03 11:45
タイトル : アンティーク着物 といえば
こんなのもありますね。... more
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